3月 球遊び友だち 皆の旅だち

御卒業おめでとうございます。
ここまで野球を続けてきた選手の皆さん、ここから野球を続けていく選手の皆さん!!そして、ここまで支えてくださった親御さんへ、また、ここからも支援してくださる親御さんへの感謝の気持ちを、こころからの贈ることばとして、書き込むことにします。

贈ることば
「 雪に耐えて梅花麗し(ゆきにたえてばいかうるわし) 」
「 霜を経て楓葉丹し(しもをへてふうようあかし)   」
梅の花は、辛い雪の日々に耐えてこそ、美しく咲き香る
楓の葉は、霜を経てこそ真っ赤に紅葉する
人生もこれと同じ
厳しい現実に耐えてこそ、道は開けるものだ
もしも、この天からの真意をあなたが理解できたのならば
安楽な生き方を選ぶことなどどうしてできようか

説明記事
明治維新の立役者である西郷隆盛(せごどん)の詠んだ句、送ったことばの一片です。
また、広島東洋カープを引退した黒田博樹投手の「座右の銘」としても有名です。
黒田投手は、大阪の上宮高校3年生の18歳、高校の国語の授業で先生から教えてい
ただいたことばを胸に秘めて、その後の自身の野球人生を貫きました。
高校時代は、控えの打撃投手。背番号は、いただいたものの、公式戦の当番はなし。
苦難の時代を乗り越え二十有余年の時を経て、黒田投手は、ニューヨークヤンキース
の監督さん、チームメートに、このことばを披露し「雪に耐えて梅花麗し」と日本語で
書かれたTシャツを贈りました。今も尚、皆さんが大切にしているとの記事があります。

最期に
皆さんの人生が素晴らしいものとなることを心より祈願します。
野球は、続けてくださいね。
私達は、皆さんと再会できる日をこころ待ちにして「雪に耐えて梅花麗し」、この春も 
麗花香を体感しながら、一日一日、ふたことあいさつを忘れずに、生きて活きます。
そして、一年に一度、皆さんと一緒に野球ができることを切望していますよ。
  
卒業おめでとう。ここまで、ありがとう。また、よろしくお願いしますね。